6月20日から7月7日まで2階と3階では、名古屋芸術大学主催のButterfly Hug ・ バタフライ ハグ の展示がありました。絵画や映像などの媒体を駆使した16名の作家による作品展です。展覧会は終了してしまいましたが、その様子をご紹介したいと思います。
2階では、大崎正裕さん、岡川卓詩さん、D.D(今村哲+染谷亜里可)さん、村田仁さん、横山豊蘭さんの作品が展示されていました。
横山豊蘭さんの[書道アート「南無地獄アート大菩薩」 Super Z! 2013]という作品は、3Dプリンターで流れこむ液体の一瞬が作品となっています。墨汁が立方体内に流れ落ちて、瞬間にして固まったような感じでした。
D.Dさんの「半熟卵の構造」は2012年11月に岡崎のシビコにて巨大迷路を出現させた時の映像作品です。子供達は無邪気ですごく楽しそうに、大人たちは不思議な空間の意味を探りながら、さまよい抜けだしていく様子の映像と、その時のオブジェクトが展示してありました。
3階では、 河原崎貴光さん、小柳裕さん、杉浦光さん、須田真弘さん、名和聡子さん、畠山瑞規さん、山田亘さん、横内賢太郎さん、吉本作次さん、和田典子さんの作品が展示されていました。
杉浦さんの「All Blue Ⅱ」では、水滴の跡を避けるように細かなドットでカンバスを埋めていく作品で、外側に向かって深い青の細かなドットが広がり、作品全体の深みを出しています。
また、6月22日(土)には2012年に開館したウ・ラジオストック博物館が、出張企画として「バタフライ ハグ」のオープニングイベントでラジオ放送をしました。その時の様子が、http://uradiostockmuseum.jimdo.com/でご覧頂くことができます。
現在、2階では、名古屋造形大学主催の展覧会【星・侵略 インスタレーション】の展覧会が始まっています。
会場|2階
会期|2013年7月14日(日)~7月28日(日)
主催|名古屋造形大学
あいちトリエンナーレ2013開幕まで1ヶ月を切り、長者町での動きも活発になっています。
アートラボあいちにも、トリエンナーレの参加作家やボランティア、スタッフなどが出入りして、賑やかになってきています。
ぜひお越し下さい。
(AM)